カフェインによる身体への影響

みなさんこんにちは!
みなさんはお仕事中や寝る前などにカフェインをとっていませんか?
カフェインを取り過ぎると、身体にも色々な影響を及ぼします。
今回はそんなカフェインについてお話ししていこうと思います。

〇カフェインとは?
カフェインは植物中に存在する「アルカロイド」という天然の物質の一種で、コーヒー豆、茶葉、カカオ豆などに含まれる成分の一つです。
特徴としては、苦みがある事です。

〇なぜカフェインの取り過ぎはよくないか?
次にカフェインをなぜ取り過ぎてはいけないかお話します。
カフェインには、覚醒作用と利尿作用があります。
人は、疲労をすると体内で産生されるアデノシンという物質がアデノシン受容体に結合します。それにより覚醒作用のあるヒスタミンという神経伝達物質の放出を抑えるため眠くなります。
カフェインは、このアデノシン受容体に結合することでアデノシン自体が結合するのを阻害して、ヒスタミンの放出が抑制されなくなり、神経を興奮させて眠気を感じにくくしています。
このカフェインの効果により、神経が過度に刺激され、めまい・心拍数の増加・不安・震え・不眠などの症状に繋がります。
また、カフェインには利尿作用もあります。
利尿作用とは尿の排出を促す作用のことです。
体内の水分は、腎臓で濾し取られその99%が再吸収されますが、不要な水分は尿として体外に排出されます。
カフェインは、この水分の再吸収を妨げ、不要でない水分まで体外に排出を促してしまいます。
それにより、お水を普段から飲んでいても吸収されにくくなり排出されて水分不足なお身体になってしまいます。
水分不足の身体になると、血液循環の悪化・脱水症状・めまい・立ちくらみ・足がつる・頭痛・嘔吐などの症状が出ます。

〇飲み物に含まれるカフェインの量
次にカフェインが飲み物にはどれくらい含まれているかお話します。
1日に適度なカフェインの摂取量は200~250mgと言われています。
それ以上摂るとお身体に影響を及ぼします。
以下が飲み物に含まれるカフェインの量になります。
・コーヒー(ドリップ) 150mlあたり100mg
・コーヒー(インスタント) 150mlあたり65mg
・緑茶 150mlあたり30mg
・紅茶 150mlあたり30mg
・栄養ドリンク 100mlあたり50mg

〇どういった飲み物を飲むのがいいか?
上記で挙げた飲み物にはカフェインが含まれているため、たくさん飲むには適していません。
普段から飲む飲み物としては、お水やノンカフェインの飲み物がいいです。
ノンカフェインの飲み物で言うと、麦茶・十六茶・ハーブティー・ルイボスティーなどです。
これらの飲み物を1日に必要とされている1.5~2ℓ飲むようにしましょう!

当院では自律神経の施術なども行っております。
お身体に違和感を感じた際はぜひ1度ご相談ください。
カフェインの摂取量をしっかりと理解して、お身体に負担をかけずに健康な生活を送れるようにサポートしていきます!

【中野院】
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