
こんにちは。みちる整体院の院長 木瀬です。
当院では「薬に頼らず、根本からアトピーを改善したい」という方々が多く来院されています。特に30代の大人アトピーで悩まれている方は、仕事や家庭などのストレスも重なり、「昔より悪化している気がする…」と感じている方がとても多いです。
今回は、整体師の視点から「アトピーが悪化する要因」について解説します。
ネットで検索しても、表面的な情報ばかりで「結局、自分にとって何が悪いのかわからない」と感じている方の助けになれば幸いです。
なぜ30代からアトピーが悪化しやすくなるのか?
子どもの頃は軽度だったのに、30代になってから再発・悪化している方が増えています。
その背景には、以下のような生活習慣と体内環境の変化があります。
- 慢性的なストレス
- 睡眠の質の低下
- 腸内環境の乱れ
- ホルモンバランスの変化
- 過労・運動不足
- 添加物の多い食生活
特に「ストレスと腸内環境の関係性」は、大人アトピーの悪化と非常に深く関わっています。
要因①:ストレスによる自律神経の乱れとアトピー
「アトピー ストレスで悪化」という検索をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
ストレスがかかると交感神経が優位になり、以下のような悪循環が起こります。
- 皮膚のバリア機能が低下
- かゆみが増し、掻いてしまう
- 炎症が悪化
- さらにストレスを感じる…
また、ストレスホルモン(コルチゾール)が増えると、腸内環境の悪化→免疫の過剰反応→アレルギー悪化という流れにもつながります。
整体の施術では、緊張した筋肉や自律神経を整えるアプローチで、この悪循環を断ち切ることが可能です。
要因②:腸内環境とアトピーの深い関係性
最近では「腸活でアトピーが改善した」という体験談もよく見かけるようになりました。これは決して偶然ではありません。
腸は免疫の約70%を司る器官。腸内環境が乱れることで、免疫バランスが崩れ、アレルギー反応が起こりやすくなります。
特に注目されているのが、短鎖脂肪酸(酪酸・酢酸・プロピオン酸)という物質。
これらは善玉菌が作り出す天然の抗炎症物質で、アトピーの炎症を和らげる効果が期待されています。
腸内環境が整うことで、肌の保湿力や再生力も改善し、結果的にアトピー症状が軽くなるケースも多く見られます。
要因③:食生活の乱れと隠れたアレルゲン
「アトピー 食事 悪化」と検索して、いろいろ制限してみたけど効果がなかった…という声もよく耳にします。
ここで大切なのは「あなたの体質に合っていない食材」を見つけることです。
代表的な悪化因子は以下の通りです:
- 小麦(グルテン)
- 乳製品(カゼイン)
- 添加物(保存料、着色料など)
- トランス脂肪酸(マーガリン、加工食品)
- 精製糖(白砂糖)
とはいえ、全部を一気にやめる必要はありません。
むしろ、極端な制限はストレスにつながり、逆効果になることもあります。
当院では、体の反応を見ながら徐々に調整していく方法をご提案しています。
要因④:皮膚表面だけでなく「内側からの冷え」
アトピー体質の方は、血流が悪く体が冷えやすい傾向があります。
- 手足が冷たい
- お腹を触るとひんやり
- 顔だけほてる
これらは内臓の冷えや自律神経のアンバランスが原因で起きており、皮膚の免疫力を低下させてしまいます。
整体では、内臓の動きを高めたり、血流を促進したりする施術によって、体の内側からあたため、改善をサポートしています。
整体的アプローチでできること
みちる整体院では、以下のようなアプローチでアトピー改善をサポートしています。
- 自律神経を整える施術
- 背骨・骨盤の歪みを整え、血流とリンパの流れを改善
- 腸の働きを活性化する内臓整体
- 食事・生活習慣のアドバイス
病院では「ステロイドを出すだけ」「原因不明」と言われた方でも、整体的にアプローチすると症状が改善するケースは少なくありません。
まとめ:あなたのアトピーには、必ず“隠れた原因”がある
アトピーの悪化には、「体質だから仕方ない」と諦めてしまいがちですが、原因を丁寧に見ていけば、改善の糸口は必ず見つかります。
特に30代からは、心・体・食・腸のつながりが大きく影響する年代です。
「薬に頼らず、自分の力で治したい」
そんな想いを持つ方に、整体的なアプローチはきっとお役に立てるはずです。
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