
「食事に気をつけてるし、スキンケアもちゃんとしてるのに、アトピーのかゆみや赤みがなかなか治まらない…」
そんな方はもしかすると、「活性酸素」が関係しているかもしれません。
活性酸素という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、アトピー性皮膚炎との関係については、あまり知られていないのが現状です。
今回は、活性酸素がどうしてアトピーの症状と関係しているのか、そして整体的にどのように対処できるのかについて詳しく解説していきます。
活性酸素とは?
活性酸素とは、体の中でエネルギーを作り出す過程などで発生する「酸素の仲間」です。ただし、この活性酸素は、増えすぎると体の細胞や組織を傷つけてしまう厄介な存在でもあります。
私たちの体は、日々の代謝・呼吸・運動などによって酸素を使っていますが、その一部が活性酸素に変化します。通常は「抗酸化物質(ビタミンCやEなど)」によって無害化されるのですが、ストレスや環境の影響などで活性酸素が大量に発生すると、体のバランスが崩れてしまうのです。
活性酸素とアトピー性皮膚炎の関係
① 活性酸素が皮膚の細胞を傷つける
アトピー肌はバリア機能が弱く、炎症を起こしやすい状態です。そこに活性酸素が加わると、皮膚細胞がさらに傷つけられ、炎症が慢性化しやすくなります。
② かゆみによる「かき壊し」でさらに活性酸素が増える
かゆみで皮膚をかく → 傷つく → 修復時に活性酸素が発生 → またかゆみ、という悪循環に陥ります。
③ 活性酸素は免疫バランスも乱す
活性酸素が増えると、免疫細胞の働きも過剰になったり弱まったりし、アトピー特有の“過敏な免疫反応”が強くなることもあります。
活性酸素が増える原因とは?
意外にも、日常生活の中に原因は潜んでいます。
原因 | 説明 |
---|---|
ストレス | 精神的ストレスが多いと活性酸素が増加 |
睡眠不足 | 修復の時間が足りず、抗酸化機能が低下 |
食生活 | 添加物やトランス脂肪酸などが酸化を進行 |
環境要因 | 電磁波や大気汚染も酸化ストレスに |
呼吸の浅さ | 酸素がうまく使えず、体が酸化しやすくなる |
活性酸素を減らすためにできること
抗酸化食品をとる: ビタミンC・E、ポリフェノール、亜鉛など(例:ブルーベリー、緑茶、ブロッコリー、ナッツ)
睡眠時間を確保する: 22〜2時のゴールデンタイムを意識して、深い睡眠を
呼吸と姿勢を整える: 胸を開き、ゆったり深呼吸。ストレス軽減にも効果的
整体でできるアプローチ:酸化を防ぐ「身体づくり」
生活改善だけでは限界がある方には、整体的アプローチが有効です。当院では、次のような施術を行っています。
① 自律神経のバランスを整える
背骨や首の緊張をゆるめて、交感・副交感神経のバランスを整え、活性酸素の過剰生成を抑えます。
② 呼吸の質を高める
胸郭や横隔膜の可動性を高めることで、自然に深い呼吸ができるようになり、酸化ストレスが減少。
③ 血流とリンパの流れを促進
抗酸化物質がしっかり全身に届くように、全身の循環を整えることで酸化ダメージを修復しやすい体に。
まとめ|アトピーの裏にある「酸化ストレス」を見逃さないで
アトピー性皮膚炎が治りにくい原因のひとつに、体の中で起こる“酸化”=活性酸素の影響があります。
食事や睡眠だけでなく、「体の状態そのもの」を整えていくことで、薬に頼りすぎずに改善できる可能性が広がります。
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