皆さん、こんにちは。
突然ですが、なかなか改善しない腰痛、ちょっと良くなってもぶり返す腰痛で悩んでいませんか?
今日は腰痛で1番重要な「腰方形筋」についてお話していきます。
〇腰方形筋とは
腰部の最深部にある筋肉です。骨盤から1番下の肋骨まで伸びていて、座っている時、歩いている時に上半身と下半身の連動がうまくいくようにサポートします。他には体幹を安定させたり、息を吐くときの肋骨の動きもサポートしています。このように、腰方形筋は常に働いているので、負担がかかりやすい筋肉なんです。
〇腰方形筋が硬くなると起こること
では、そんな腰方形筋が固まることで出てくる身体の変化をご紹介します。
・骨盤が左右どちらかに引っ張られて立っている時に左右の歪みが出る
・体を横に曲げた時に、楽な方ときつい方で左右差がある
・腰を動かした時に「ピキッ」と痛みが出やすくなる(ぎっくり腰のリスク)
いかがでしょうか?
心当たりがある方は要注意です。
〇なぜ固くなるのか?
最後に、なぜ腰方形筋が固くなるのかをお伝えします。
日常動作を見直すだけで、負担を減らすことができるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1. 長時間のデスクワークや立ちっぱなし
30分以上同じ姿勢を続けると、血流が悪くなり筋肉が固くなります。
こまめにトイレ休憩やストレッチを挟むことで、腰全体の負担を減らすことができます。
2. 片側だけに負担がかかる癖
片足に体重をかける、荷物を持つ、足を組む、などの癖があると左右のバランスが崩れて片方の腰方形筋に過剰に負担がかかります。
3. 体幹の筋力の低下
猫背をずっと続けていると、姿勢を保持する筋肉が弱くなり、腰方形筋が代わりに頑張りすぎてしまいます。
こうした状態が続くと、腰方形筋が「カチカチ」に硬くなり、骨盤を引っ張って腰のバランスを崩してしまいます。
その結果として腰痛やぎっくり腰、全身の不調につながることがあります。
いかがでしたか?
腰方形筋は、腰の中でも最重要の筋肉です。
慢性的な腰痛がある方はぜひ、今日挙げたような日常生活の癖がないか、見直してみてください!
【中野院】
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