
みなさんこんにちは!
ばね指というと、指や手首、腕周りに問題があって症状が起きていると思っていませんか?
実は身体が歪んでバランスが崩れることで、症状が起きているんです!
今回は、身体の歪みと食事ついてお話しようと思います。
〇なぜ身体の歪みがばね指につながるのか?
身体が歪むと、左右の肩や骨盤の高さがズレます。
それにより血管やリンパ管は圧迫されるため、血流やリンパの流れが悪くなり、むくみます。
むくみとは、余分な水分が血管の外に出て皮膚の下に溜まり、腫れたような状態の事です。
医学的には「浮腫」と言われ、血液やリンパの流れが悪いと起こります。
むくむ事で血管の中の水分が失われるため、血液循環がさらに悪くなります。
また手や腕がむくむことで、筋肉の力を骨に伝えて指を動かす役割のある腱もむくみ、その結果、腱の動きを滑らかにし、損傷を防ぐ筒状の組織である腱鞘の中をむくんだ腱が通れなくなるので引っかかりや痛みが起きます。
◯ばね指と食事
上記で身体の歪みがばね指に繋がるのが理解してもらえたと思います。
では、身体が歪む原因はなんだと思いますか?
それは、内臓疲労です。
内臓疲労は食べる物によって影響を及ぼすため、食事は身体の歪みと深い関係があります。
どんな物を食べるといいのか分からない人も多いと思いますので、ここではばね指に良い栄養素と悪い栄養素についてお伝えします。
1.オメガ3脂肪酸
近年の研究で、オメガ3脂肪酸には体内の炎症を抑える働きがあると分かってきました。
抗炎症作用のメカニズムは、いまだに不明な事が多いですが、炎症が改善したと言う報告もあります。
ばね指はむくみによって炎症が起きて出るので、抗炎症作用のあるオメガ3脂肪酸を摂取する事で、炎症の軽減につながります。
オメガ3脂肪酸を多く含む食品
・青魚(サバ、イワシなど)
・亜麻仁油、えごま油
・くるみ
2.タンパク質
腱や腱鞘は、コラーゲン繊維で出来ている組織です。
組織となるコラーゲン繊維は、タンパク質、鉄、ビタミンCで合成されているといわれています。
これらの栄養素が不足すると、腱や腱鞘の回復が遅くなってしまいます。
タンパク質をしっかりと摂る事で、組織の修復を助けてくれます。
タンパク質を多く含む食品
・鶏むね肉
・カツオ(赤身)
・卵
3.トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は炎症物質を産生を促す働きがあるため、炎症の悪化につながります。
炎症が悪化する事で、ばね指の回復も遅くなっていきます。
トランス脂肪酸を多く含む食品
・マーガリン
・揚げ物
・焼き菓子類
〇まとめ
手や腕に原因があると思われがちなばね指ですが、原因は様々な要因が重なって起きています。
その根本原因となっているのが、身体の歪みです。
身体の歪みをとっていくには、食事がとても大切になっていきます。
当院では、腕だけでなく全身を見たうえで、ばね指が起きている原因を見つけ、食事のアドバイスも行っています。
・ばね指が良くならない方
・ばね指が起きている原因を知りたい方
は是非一度ご相談ください!
心も身体も健康な毎日を送れるように最大限サポートさせていただきます。
【中野院】
●東京都中野区中野5-13-29アーバンサイドトヨズミ1F
●JR中野駅より徒歩5分
●完全予約制(03-5942-8563)