
みなさんこんにちは!
今日は起立性調節障害に繋がる生活習慣についてお話します。
◯起立性調節障害に繋がる生活習慣
起立性調節障害は、自律神経の乱れが深く関係しています。
そしてその自律神経の乱れを引き起こしているのが、「日々の生活習慣」になります。
以下の生活習慣は自律神経の乱れを起こします。
1.運動不足
人には、下半身の筋肉がポンプのように収縮して血液を心臓に押し戻す「筋ポンプ作用」があります。
運動不足になると、ふくらはぎや太ももの筋力は低下して、立ち上がった時にうまく収縮できなくなります。
その結果、心臓に戻る血液が減少して脳に血液が回りにくくなります。
また運動不足により、呼吸筋や心臓の動きも弱くなるので浅くて速い呼吸になります。
浅くて速い呼吸を続けると、交感神経優位になります。
2.水分不足
血液の約50%は水分から出来ているので、水分不足になると、血液がドロドロになり血流が悪くなります。
血流が悪くなると、脳や内臓に十分な酸素や栄養素が届かなくなります。
すると脳は正しい命令を出せなくなり、自律神経の調整が上手くいかなくなります。
また体内が水分不足になると、身体は危険を察知して、緊張状態になります。
この状態が続くと、起立性調節障害の症状である頭痛、だるさ、めまいなどに繋がります。
3. ストレス
人は日々様々なストレスに晒されています。
ストレスと言われると、人間関係やいじめ、プレッシャーなどが思い浮かぶと思います。
しかし、寒暖差、ホルモンバランスの乱れ、進学などの環境の変化、騒音でもストレスを感じることがあります。
これらは、無意識のうちに感じているストレスにもなります。
人はストレスを感じると、防御反応が働き交感神経が優位になります。
この交感神経優位が一時的なら問題ありませんが、ストレスが続くとずっと交感神経が働き続けてしまい、バランスが崩れて切り替えがうまく出来ない身体になります。
◯まとめ
何気なく行っている生活習慣が、知らず知らずのうちに自律神経を乱れさせているかもしれません。
当院では、自律神経を整える以外に生活習慣のアドバイスも行っています。
生活習慣を見直して、自律神経が乱れない身体を一緒に作っていきましょう!
【中野院】
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