起立性調節障害のメカニズム

みなさんこんにちは!
•朝、起き上がると身体がダルい
•立ち上がるとフラッとして倒れそうになる
そんなお悩みありませんか?
もしかすると起立性調節障害かもしれません。
今日は起立性調節障害のメカニズムについてお話していこうと思います。

◯起立性調節障害とは?
起立性調節障害とは、自律神経の異常によって血圧や心拍数の調節が上手くはたらかず、立ちくらみ・めまい・動悸・倦怠感などを引き起こす病気です。
特に思春期の子どもに多く、朝に症状が強く出るのが特徴です。

◯起立性調節障害のメカニズム
起立性調節障害は、以下のような流れで起こります。

自律神経は普段、交感神経と副交感神経がバランスを保ちながら働いています。
しかしストレスや身体の歪み・成長期のホルモン変化などによって自律神経のバランスが崩れます。
その結果、交感神経と副交感神経の切り替えが上手く出来なくなります。
健康な人は立ち上がった時に自律神経の作用によって、心拍数が上がり、血管が収縮します。
これにより、重力の影響で下半身に溜まっていた血液が心臓に戻り、脳に血液が送られます。
しかし、起立性調節障害の人は、自律神経が乱れて切り替えがうまく出来なくなる事で、
・血管が収縮しない
・心拍数が不安定になる
・血圧が下がる
と言った事が起きます。
その結果、脳に行く血液が不足して、倦怠感・立ちくらみ・動悸・頭痛などの症状が起きます。

◯まとめ
起立性調節障害は、心の問題ではなく、自律神経の切り替えが上手く出来てない状態です。
見た目に異常はなく、午後には元気になっていく事が多いので周りからは、「サボり」「甘えてる」と誤解されやすいですが、決してそんな事はありません。
当院では、お客様一人一人のお身体を診て、起立性調節障害が起きてる原因についてお話していきます。
・朝起きれずに困ってる方
・どうしたら良くなるのか分からない方
は一度ご相談ください。
しっかりと自律神経を整えて、朝起きれる身体になるまで最大限サポートさせて頂きます。

【中野院】
●東京都中野区中野5-13-29アーバンサイドトヨズミ1F
●JR中野駅より徒歩5分
●完全予約制(03-5942-8563)

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